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腰椎椎間板ヘルニアってどうなるの?!

こんにちは!

兵庫県明石市で腰痛専門に施術している

くにや整骨院 院長の高橋です。

今回は「椎間板ヘルニア」について書いていきたいと思います。

 

腰椎椎間板ヘルニアとは?

まず、各単語の意味を説明します。

腰椎・・・5つの椎骨が椎間板を挟み連なっている、脊椎の腰の部分
椎間板・・・椎骨と椎骨の間にある、クッションの役割を担う軟骨
ヘルニア・・・ラテン語で、「体内の臓器が、あるべき部位から逸脱した状態」という意味

つまり、腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の間にある椎間板が飛び出して神経を圧迫し、腰や殿部が痛み、下肢にしびれや痛みを引き起こして足に力が入りにくくなる症状のことを言います。

なりやすい場所として、腰椎の4番目と5番目の間腰椎の5番目と骨盤の間が挙げられます。

 

どういう人がなりやすいのか?

男女比は2.51で男性に多く、年齢では、2040歳代に多いようです。
また、悪い姿勢で動作する人に起こりやすいと言われています。

当院に来院されている患者様の中でも、過去にヘルニアと診断された方が多くおられます。
そのような方たちがよく言われるのが、

「背中(腰)を丸めて長時間座っていた」
「腰を落とした姿勢で下にある重いものを拾おうとした」
「スポーツをしていて急に体を捻ろうとした」

などといった不良姿勢であったり、急に捻る動作をした時に発症しているようです。

 

その他の発症要因

  • 遺伝的要因
  • 加齢:椎間板が退行変性(機能が減退)するため
  • 精神社会学的側面:不安、抑うつ、自制心、結婚生活など
  • 仕事に対する姿勢:仕事上のストレス、仕事への満足度、失職など
  • 喫煙

上記のような要素がヘルニアの発症に関わりがあると言われています。

遺伝的要因としては、椎間板ヘルニアの原因遺伝子が発見されています。
また、喫煙は椎間板変性の進行に影響があると報告されています。

 

椎間板ヘルニアの症状

主な症状として、腰痛と片方の脚に痛み(下肢痛)が出ます。運動や労働によって痛みが増し、安静にしていると軽快する傾向があります。
多くは、反復性の腰痛があったところに、急性の激しい腰痛と片脚の下肢痛が生じます。

急性の場合、1~2日間のひどい腰痛ののち、足の痛みやシビレが出てきます。また、咳やくしゃみをすると脚の痛みが強くなります。

慢性の場合、長時間の同じ姿勢で腰や足の重苦しい痛みが出る傾向にあります。また、足の筋力が低下すると段差につまずきやすくなったりします。

両足の強い感覚障害、運動障害や排尿障害がみられるときは、早急な手術が必要となる場合があります。

以下の症状が出ている場合は、一度病院などに受診されることをお勧めいたします

  • 夜間痛(夜中に痛みで目が覚める、痛みで眠れないなど)
  • 安静時痛(安静にしているのに痛みがとれない)
  • 跛行(正常な歩行ができない、脚をひきずって歩くなど)
  • 排尿障害(脚の痛みやシビレに伴い、尿が出にくい)

 

当院のヘルニアに対する考え方

くにや整骨院では、腰椎椎間板ヘルニアは不良姿勢から由来する骨盤や腰椎の関節機能障害によって椎間板にストレスがかかり逸脱した状態(ヘルニア)になってしまい、神経根を圧迫して腰痛や下肢痛などの症状を引き起こしていると考えます。

ヘルニアは加齢に伴う椎間板の退行変性(機能の減退)の為に生じることもありますが、好発する2040歳代の場合、腰を落としたような不良姿勢やその姿勢で動くことがヘルニアを引き起こすのだと考えられます。
腰部では椎間板が後ろに飛び出しやすい構造になっていますので、腰を落としたような不良姿勢で椎間板の前方を圧迫すると、後ろに逃げ出して神経に当たるからです。

 

当院でのヘルニアに由来する腰痛・下肢痛への施術

骨盤・腰椎関節機能障害へのアプローチ
硬くなっている筋肉へのストレッチ

などの機能改善施術によって痛みを軽減しながら、

筋肉のバランスを整える
正しい姿勢の指導

によって不良姿勢の改善を図り、自然治癒力を高めていきます。

 

最後に、腰痛=ヘルニアとは限らないということを理解していただければと思います。

当院記事「腰痛の原因ってナニ?」でも触れていますが、X線やMRIなどの画像検査で原因が特定できる腰痛は約15%ほどです。つまり、ヘルニアが原因で起こる腰痛は、腰痛の中でも占める割合は少ないということになります。

また、ヘルニアの画像所見があるからといって腰痛が出るとも限りませんし、ヘルニアが小さいからといって症状が軽いとも限りません。
問題なのは、ヘルニアが神経に触れることであり、もっと根本的なことで言うとヘルニアができるような不良姿勢をしていることが問題なのです。

不良姿勢は腰椎椎間板ヘルニアだけでなく、様々な身体の不調の原因にもなります。
姿勢が悪いと体の調子も悪くなる!すぐできる3つの姿勢トレーニング>>

 

参照:腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン 改訂第2版
参照:標準整形外科学

 

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