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滑膜ひだ障害(タナ障害) とは?!

「滑膜ひだ」とは、胎生期に関節内に存在する滑膜隔壁の遺残したもので、膝の関節の中には4つの滑膜ひだが存在します。

この4つの中で問題となってくるのが膝蓋内側滑膜ひだと呼ばれるもので、ヒトの約50%に存在すると言われています。

この膝蓋内側滑膜ひだはスポーツ活動中の打撲や、膝蓋骨(膝のお皿)と大腿骨(太腿の骨)の間にはさまることによって炎症を起こして肥厚します。このことによって起こる障害を「滑膜ひだ障害」といい、関節鏡でみるとひだが棚(タナ)のように見えるので「タナ障害」とも言われています。

症状


膝の内側(お皿の横や斜め下あたり)に以下のような症状がでます。

  • 膝の屈伸時に「パキ」「コキ」といったような音がしてひっかかる感じがある
  • 運動時に痛みや引っかかりを感じる
  • 違和感を感じる
  • 押すと痛みがある

治療方法

一般的には、運動制限や抗炎症薬などを用いた保存療法によって改善がみられない場合は、関節鏡を用いた滑膜ひだの切除手術が適応されるようです。

当院の施術としては、急性期や炎症がみられる場合はアイシングと物理療法(超音波など)によって痛みと炎症をコントロールしていきます。
そして、膝にストレスがかかりにくい状況をつくり膝関節がスムースに動くよう、関節を動かす手技や股関節膝関節足関節の柔軟性を高めるストレッチ、エクササイズを行います。

 

膝だけの治療を行っても治ることはありません。全身のバランス、関節の動きを正常に戻していくことで、膝の関節も正常(健康)な状態に戻っていきます。

 

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