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腰部脊柱管狭窄症と言われて手術まで考えた腰痛が、1時間歩いても問題なくなった?!

はい、どーも!

よろしくお願いしまーす!

兵庫県明石市で、腰痛とスポーツ障害を専門にケアしているくにや整骨院 院長の高橋です。

今回は、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)についてお話ししていこうと思いますー

 

この脊柱管狭窄症って、結構多くの方が患ってるんですよ。

 

症状としては、腰痛、足の痛みや痺れといったものがあり、ひどい場合は5分も歩けないって人もいます。

でも、意外とこの症状って、脊柱管狭窄症が主な原因ではない時があるんです!!!

 

 

と言うことで、腰痛と足の痛みや痺れで歩くのが辛い、と訴えてくにや整骨院に来院された脊柱管狭窄症を患っているAさんの、本当の痛みの原因についてお伝えしていこうと思います。

 

もしあなたが腰痛で歩くのが辛かったり、脊柱管狭窄症でお悩みのならば、きっと何かヒントになると思いますので、ぜひ最後まで呼んでくださいね。

 

では、初めて行きまーーーす!!

 

 

腰部脊柱管狭窄症ってなんなの?

さて、Aさんの腰痛の本当の原因についてお話しする前に、

「腰部脊柱管狭窄症」ってなんなのさ?!ってところからお話ししていきますね。

 

脊柱管狭窄症って、

何が問題でどういう症状が出るか、ちゃんと知ってますかぁ??

 

意外と知らない人が多いんですよね、これが。

だから、まずは脊柱管狭窄症について簡単に説明してみます。

 

脊柱管狭窄症は、脊柱管っていう神経(脊髄)の通り道が色々な原因で狭くなって神経が圧迫され、症状が出ていることを言うんですわ。

 

この原因になるのは、椎間板ヘルニアとか、すべり症とか、腰骨の変形とか後天的なものが多いんだけど、先天性の場合もあるみたい。

 

症状としては、最初の方にも少し書いたけど、腰痛を訴えたり、足が痛いとかしびれると訴えたり、歩いていると足が痛くなったり痺れてベンチに座ったりしないと歩けなくなる、といったことがあるんです。

 

この、歩いていると足が痛くなったり痺れたりして歩けなくなるのが、脊柱管狭窄症特有の症状で、間歇性跛行(かんけつせいはこう)って言われてるんですよ。

 

この間歇性跛行、5分歩いたくらいで症状が出るので、歩くとすぐ痛くなる人は要注意!

 

あ、それと、糖尿病も患ってるんなら、ちょっと気をつけてほしいことがあるんです。

 

糖尿病の人も同じように、5分くらい歩いただけで足が痛くなるという症状が起こることがあるんでね。

 

これは「閉塞性動脈硬化症」って言うんだけど、

脊柱管狭窄症と糖尿病と両方患っているんなら、どちらからくる症状か見極めないと大変なことになる可能性があるからね!

 

見極め方は、「自転車に乗って痛いか?痛くないか?」です。

 

 

頭の中に「?」マークがいっぱい飛んでます??

ちょっと表現が悪かったかな・・・

 

正確に言うと、「自転車を漕いでいて痛みが出るかどうか」ですね。

 

脊柱管狭窄症の人って、歩くのは痛いけど、自転車に乗って移動する分には痛みが出ないって人が多いんです。

 

一方、閉塞性動脈硬化の人は、歩こうが自転車であろうが痛い。

だから、歩いても自転車でも痛い場合は糖尿病からくる血管性の問題の可能性が高いので、すぐにお医者さんに相談しましょう!!

 

 

長く歩行すると痛む、何か物を持ったりすると痛いという症状

さて、少し話がズレちゃいましたけど、

ここからは腰痛を患い脊柱管狭窄症と言われたAさんの症例についてのお話です。

 

このAさん、1年以上前から

長く歩くと腰が痛くなるとか、

何か物を持ったりすると痛む

 

っていう症状が自然と起こってきたみたいなんですね。

 

それで不安になったので、一度病院で診てもらおうと

近隣にある有名な整形外科に行かれ、MRIを撮ってもらったそうです。

そこでお医者さんに「脊柱管狭窄症」と診断されたのでした。

 

腰の5番目の部分が前に出ていて、

そこの部分が狭窄しているとのことだったみたいです。

 

ちなみに腰の骨(これを腰椎って言います)って全部で5つあって、

上から1、2、3、と数えます。

だから、5番目っていうのは一番下、

骨盤との境目にある腰椎のことなんです。

 

お医者さんのは話では、

MRIの画像上は手術するほどでもないとのことだったそうなので、

近くの整形外科でリハビリをしてもらったりだとか、

近くの公民館で行われる腰痛体操に行って自分でも体操をしたり、ウォーキングされたりしていたとのことでした。

 

 

でも一向に症状が良くならず、

腰の痛みだけでなく背中も突っ張ってしんどくなるし、足に張りや痺れも出てきてました。

 

なので、更に近くの接骨院にも通ったそうなんですが、

やっぱり症状が良くならなかったそうです。

 

 

病院では手術するほどではないと言われても、ご本人は症状がかなり辛かったようで、

当院に来た時には、ご本人の気持ちはほとんど手術する方向でした。

 

この方の症状としては、

・腰から背中にかけて痛みが出る

・歩いたりすると足も痺れる

・1時間ほど歩くと腰が痛くなったり、足が痺れたりする

と言ったことが主な症状だったのですが、

 

Aさんのお友達が同じような病名と症状で手術をしたら良くなったから、同じように手術を勧められたということで、Aさんも手術をしようかなと考えたんですね。

 

 

で、結果から言うと

手術を考えていたほど辛かった腰痛だとかその他の問題が、

1時間歩いても平気なくらい問題なくなって、痛みを気にせず日常生活ができるレベルまで回復してきたんです。

 

なんで有名な医療機関のリハビリや、

接骨院に行って治らなかった腰の痛みから回復して

歩いても痛みが出なくなったのでしょうか・・・?

 

それは誰も注目してなかった、

ある部分に着目して施術を行っていったからです。

 

Aさんは手術するほどではないにしろ、MRIの画像で認められるぐらいの確かな狭窄があったわけですが、

今回訴えていた症状というのは、

脊柱管狭窄症からくる痛みが主な原因ではなかったんですね。

 

なぜこういうことを言えるかというと、

このAさんには脊柱管狭窄症特有の症状出てなかったからなんです!

 

脊柱管狭窄症の特有の症状というのは、

歩くと5分もしない間に足が痛くなったり痺れて動けなくなり、

ベンチとかどっかに座らないと耐えられない、というものです。

 

Aさんの場合は歩くと腰や足が痛くはなるんですが、

5分しないうちに痛くなって歩けなくなるというわけではなく、

痛くなってくるけども1時間くらいは歩けるという感じでした。

 

また訴えた症状の中で、腰痛や足の痛みもあったんですが、

背中が突っ張って痛い、ということもおっしゃってました。

 

腰部の脊柱管狭窄症というのは、

腰痛を引き起こす場合はあります。

 

ですが、背中の張りが出るというのは、

症状としてちょっと異なります。

 

なので狭窄症以外の部分から、

腰を痛める要素がないか、腰を痛くする要素がないかを評価していきました。

 

そうするとあったんです!

このAさんの腰を痛くする原因。

本当の根本原因が。。。

 

 

それは実は、ふくらはぎでした。

 

なのでふくらはぎをしっかりと緩めてストレッチして、

ふくらはぎの筋肉の柔軟性および、

ふくらはぎが関わってくる足首の関節の動きをしっかりと出してあげることによって、

このAさんの腰痛は劇的に良くなりました。

 

では、なぜふくらはぎを緩めることによって腰の痛みが取れたのでしょうか?

また、

本当に他に腰痛の原因はなかったのでしょうか?

というところを考えていきたいと思います。

 

ふくらはぎと腰痛

まずなぜふくらはぎの硬さが腰痛を引き起こしていたかについて、

ご説明していきたいと思います。

 

ふくらはぎと腰というのは、

直接筋肉でつながっているわけではありませんが、

筋肉を覆う「筋膜」という組織は、

足の裏から始まって、

かかとを通ってふくらはぎも通り、

太ももの後ろからおしり、腰、背中、首を通って頭の後ろまで上がっていき、

最終的に頭のてっぺんまで付いています。

 

この筋膜の繋がりによって、

ふくらはぎと腰の辺りの筋肉の膜、筋膜が関わり合っているのです。

 

そしてふくらはぎが硬くなることによって、

このふくらはぎの筋膜が引っ張られて、そのストレスが腰に痛みとして出ていたということになります。

 

ちなみにこの筋膜のイメージがつきにくかった場合は、

Tシャツを思い浮かべてみてください。

Tシャツを着ている状態で、

どこか一箇所ぐしゃっと手で握って、

グッと引っ張ると周りの部分もグッと引っ張られますよね。

 

そのような感じで、どこか一箇所がぎゅっと硬くなったり

もしくは短くなったりすると、その周りの組織というのは引っ張られてストレスを受けるんです。

 

これと同じようなことが「筋膜」で起こるため、、

ふくらはぎの筋肉の膜がぎゅっと硬く短くなって周りの組織を引っ張ってしまいます。

 

そしてこのAさんの場合はそのストレスが腰に来ていたり、

太ももや背中の辺りに来ていたということになりますね。

 

この筋膜によるつながり、ストレスを減らしてあげるために

ふくらはぎをしっかりと緩めて、ストレッチをかけて伸ばしてあげることによって

腰にかかってくるストレスが軽減されました。

 

 

では次に、

Aさんの症状を作っていた他の原因はないのか?ということについて

お話ししていきたいと思います。

 

Aさんの痛みは、結構広範囲にわたっていましたので、

これは当然、筋膜の問題だけではありませんでした。

 

Aさんの体を評価させてもらうと、

骨盤や腰の関節、背中の関節の動きが悪かったり

それに伴って背骨、腰骨の周りにある筋肉が緊張して硬くなってました。

 

また、筋力自体は同世代の方よりもすごく強かったんですが

股関節を動かす筋肉が正しく機能していなかったり、

公民館で行われている腰痛体操を一生懸命頑張りすぎて、

逆に痛みを出してしまっているような状態でした。

 

そこでふくらはぎの筋膜を緩めるということ以外で行ったのが、

骨盤と腰骨、背骨の関節を正しく動かせるような状況に調整するということでした。

 

そしてその周りにある筋肉をしっかりと緩めてあげる。

 

硬く短くなった筋肉はしっかりと伸ばし、

弱くなってしまった筋肉、働きが悪くなってしまった筋肉にしっかりと刺激を入れて

もう一度使いやすくするための強化を行う。

 

あとは、腰痛体操を少し頑張りすぎないで強度を落としてもらいながら、

すごく固かった背中の関節の動きがを出すような体操を覚えてもらい、

お家で日課としてやってもらう、、、

 

ということをお願いしました。

 

こうして運動強度をコントロールしながら、

筋肉のバランスを整え、

体を動かしやすい状態に持っていくと同時に

体の歪みやズレを調整して整えていくことによって

当初言われていた、

歩くと足が痛くなるとか、物を持ったら腰が痛いという症状は軽減していきました。

 

 

症状はコントロールできるけど・・・

このように、

脊柱管狭窄症という診断をされていても、

症状をコントロールすることは可能なんです。

 

ただ勘違いしないでいただきたいのは、

脊柱管狭窄症自体が「治った」わけではありません。

 

脊柱管狭窄症というのは、

基本的には構造(骨)の問題です。

 

脊柱管という部分が、主に骨の増殖によって狭くなって神経が圧迫される、

と言うものなので

この脊柱管狭窄症を本当の意味で治そうと思うのであれば、

基本的には手術しかないと思います。

 

だから僕は脊柱管狭窄症を治してくださいと言われた方には、

「残念ながら脊柱管狭窄症を治すことはできません」とはっきりお伝えしています。

 

少し言ってることが矛盾しているかもしれませんが、

僕にできることは脊柱管狭窄症というものを治すのではなく

脊柱管狭窄症が原因で引き起こされていると思われる症状、

痛みだとか痺れ、これを軽減し、

日常生活における痛みだとか痺れを楽にするということなんです。

 

特に今回のAさんに関しては、

お医者さんからも手術するほどではないと言われていたので

脊柱管狭窄症からくる問題が少なくて済んでいたと思われます。

 

今回のこのAさんの症例からも考えられるように、

脊柱管狭窄症という診断が下ったからといって、

必ずしもそれが根本原因であるとは限らないわけです。

 

 

以前にも同じように、

脊柱管狭窄症と診断され手術を勧められた方が

「手術はしたくないからリハビリを何とかしてほしい」

と当院に来られたことがありました。

 

その方も同じように

歩くと足が痺れる、下り坂なんか降りられない!

という症状でした。

 

ですが関節の動きを整えて、

しっかりと硬い筋肉を伸ばし緩めていくことによって症状が改善され、

手術をしなくても歩けるようになりました。

 

この方の場合は、原因がお尻の筋肉にありましたね。

小殿筋」と呼ばれる、お尻の奥にある筋肉が硬く働きが悪くなっていたので、

それが原因で足に痺れが出ていたようでした。

 

症状に関しては、

何が本当の根本原因かをしっかりと見極める必要があります。

 

そしてその根本原因が脊柱管狭窄症以外の部分にあるのであれば、

手術は回避できるかもしれませんよね!

 

 

これは椎間板ヘルニアなどにも言えることで、

MRIの画像上でヘルニアが認められるからといって、

本当に出ている症状がヘルニアが原因とは限らない場合もあります。

 

なぜなら、

ヘルニアで一番の問題は、脱出した椎間板が神経の出口の所で神経に当たって、

圧迫することが問題なのであって

脱出してるからと言って神経にさえ当たってなければ、

逆に言うと特に問題は起きません。

 

脊柱管狭窄症もこれと一緒で、

背骨の脊柱管の部分で神経を圧迫しなければ、強い症状が出ることもないと思います。

 

とはいえ世の中には

症状が出てる人もいっぱいいます。

 

Aさんも症状を良くしたいと思って整形外科のリハビリにも行かれましたし、

他の接骨院さんにもかかってました。

 

では、そんなAさんが、なぜ痛みなく歩ける状態まで回復できたのでしょうか?

それは、くにや整骨院の方針として

Aさんの体全体に何か問題がないかということを真剣に考えていたからです。

 

今回のAさんのように、根本原因が患部にない場合もあります

 

実は、当初Aさんからは

「ふくらはぎが痛い」「ふくらはぎが硬い」

なんてお話はいっさい出ておりませんでした。

 

ただボソッと一言、

「ストレッチをすると少し楽になるんだけどな・・・。」

っておっしゃったんです。

 

その一言を聞き漏らさず、

「どんなストレッチですか?」

「どこが伸びた感じになるんですか?」

と掘り下げていって、出てきた答えがふくらはぎでした。

 

脊柱管狭窄症の治療というのは

患部のストレスを減らすことも大事ですが、

患部以外の機能をしっかりと高め、

患部にストレスがかかりにくい状態を作り

しっかりと動けるような状態を作ることが一番大事だと思います。

 

 

最後に

歩くと足や腰が痛くて手術まで考えてたAさんの症状を回復させた、

一番大きな要因のお話をしたいと思います。

 

やはり一番大きな要因としては、

Aさんが良くなりたいと思って、一生懸命症状の改善に取り組んでくれたことだと思います。

 

僕は腰痛を専門にケアをしているので

多種多様な腰痛の原因を見てきましたし、施術してきました。

 

実を言うとAさんは、

隣の市から来てくれてたんです。

正直遠いし、通うのは面倒くさかったと思います。

 

それでもちゃんと僕たちが提案した通院計画を守ってくれて、

症状を改善するために提案したストレッチもやってくれて

しっかりと症状に対して向き合って取り組んでくれました。

 

やっぱりこのことが一番大事なんだと思います。

 

僕たちのところに来てくれたら、

その症状を何とかするためにしっかり取り組ませてもらいますが、

それでも一週間に一度の通院頻度であれば

くにや整骨院に来てもらったその時間以外の時間の方がいっぱいありますよね。

 

6日と二十何時間ある。

 

この当院に来ている以外の時間を、

いかに自分の症状を良くするために使えるかが大事だと思います。

 

このAさんのように、

少しでも腰が痛いとか足が痛い、

足が痺れるっていうような症状が軽減して

楽に生活できる人が、このブログを見て増えてくれたらなって思っています。

 

もし脊柱管狭窄症で悩んでいたり、

医療機関で手術という方法をとりたくない場合は、

症状がひどくなる前にぜひ相談してもらいたい!!

 

だって本当にひどくなってしまったら、

もう手術以外に残された道はなくなってしまうかもしれないから・・・

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