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オスグッドから早期復帰するために〜安静にするしかないと諦めていませんか?〜

 

こんにちは!

 

 

兵庫県明石市でスポーツ障害のケアをしている

くにや整骨院の院長兼スポーツトレーナーの高橋です。

 

 

今日は、オスグッド(成長痛)について

お話をしていきたいと思います!!

 

今、この記事を読んでいただいてるのは、

お子さんがオスグッドにお悩みだからですか?

 

もし、そうなのであれば、

ちょっと長いかもしれませんが、

最後まで読んでいただきたい!

 

今から、僕が今まで診てきたオスグッドの子どもたちの話を交えながら、

どうして良くならないのか?

何がいけないのか?

どうやってケアをしていけば良いか?

を話していこうと思います。

 

僕にも小学生の子どもがいます。

自分の子どもが痛みで運動できなくなるのは辛い。

あなたもきっと同じ気持ちだと思います。

 

でも、一番辛いのは、

オスグッドになって運動ができずに悩んでいるお子さんですよね?!

そのストレスを少しでも減らして、1日でも早くスポーツに復帰してもらいたい!!

だから、最後まで読んで欲しい!

そして、少しでも早くあなたのお子さんに復帰してもらってください!

 

では、前置きが長くなってしまいしたが、

始めていきますね!!!

 

 

オスグッドなので安静にしてください・・・

先日、病院でお医者さんに

【オスグッド】

と診断された小学生の患者さんが、

お父さんと来られました。

 

お父さん曰く、

「オスグッドなので、安静にしてください。半年くらいしたら大丈夫でしょう」

と言われたそうです。

 

これって結構ショックですよね。。。

 

僕たち大人の半年と違って、

成長期、動き盛りの子供にとって

「半年」っていうのは、長い。

 

例えば、中学校で部活する期間っていうのは

約2年半くらいだから、

あなたのお子さんが中学生だったら

部活をする期間の5分の1位の期間に当たりますよね。

 

その間、運動できない・・・

 

お父さんの頭によぎったのは、

「半年もスポーツせずに安静にしてたら、

半年後に子どもがスポーツを続けるかどうかわからないやないか・・・」

っていう不安だったそうです。

 

そして、

「湿布やサポーターだけで良くなるんだろうか?」

「安静にしていて、本当に半年後に痛みなく動けるんだろうか??」

と、日を追うごとに色んな不安が出てくる。

 

子どもの顔は

運動できないストレスからか

どんどん暗くなって行く。

 

これがお父さんにとって相当辛かったそうで、

最後になんとかならないかと

ダメ元でくにや整骨院にお越しいただいたそうです。

 

 

なぜ安静にしておかなくてはならないのか?

今回の患者さんのように、

病院で運動を控えて安静にするよう言われた

というお話はよく聞きます。

 

では、なぜ安静にしておかなくてはいけないのか??

 

それにはまず、【オスグッド】が

どういう【症状】で何が【原因】なのか?

を知っておく必要があります。

 

「オスグッドって成長痛でしょ?!」

これが広く知れ渡っている一般的な考え方です。

 

うん、確かに成長期に起こる

という面では間違いじゃないです。

成長の過程で骨にストレスがかかって痛みが出ている。

 

しかし、この時に痛みが出ている部分って、

実は骨と軟骨の間なんです。

 

子どもたちって僕たち大人と違って、

まだまだ骨が成長しきっていない。

成長しきっていない子どもたちの骨の端は、

軟骨(成長軟骨)なんです。

 

オスグッドはこの軟骨と骨の間に炎症を起こしたり、

軟骨が剥がれかけそうになっている状態なんです!!!!

 

 

だから、

「安静にして炎症を落ち着かせる必要がある」

ということ。

 

でも、それで本当に良くなるのかというと、

僕は「それだけじゃダメ」だと思っています。

 

なぜか?

 

炎症が落ち着いたって、

本当の原因を解決しなかったら繰り返す可能性が高い。

 

実際、お話にあげている患者さんも

安静にしてたら痛みが楽になった

→動いてみた

→痛かった・・・

ということが何回か繰り返されたそうです。

 

 

そもそも、オスグッドの原因は??

では、

【オスグッド】において

解決しないといけない問題は何なのか?

 

それは、

「なんで軟骨が剥がれかけそうになったり炎症を起こしてるのか??」

この原因です。

 

これを解決しない限り、

成長期の間はずっと同じことを繰り返す可能性があります。

 

そして、この原因を引き起こしているのは、

「軟骨の部分にくっついてる筋肉が引っ張っている」

ということなんです。

 

オスグッドで痛みが出るのは

脛骨粗面と呼ばれる部分なんです。

 

名称は別にどうでもいいんですけど笑、

大事なのは、この脛骨粗面に

「大腿四頭筋」という太ももの前の筋肉がくっついているということ。

(正確には、膝蓋靱帯という名の腱)

 

 

この大腿四頭筋が

なんらかの理由で硬くなって伸び縮みしにくい状態になってしまい、

脛骨粗面にある骨に成りきっていない成長軟骨を引っ張り、

軟骨が剥がれそうになったりして炎症が起こっている。

 

っていうのが、オスグッドでいたみが出る原因なんです。

 

では、なんらかの理由とは何か???

これは個人によって違ってくるので、

一概に「これ!」とは言えないんです。

 

例えばサッカー選手の場合、

キックする際に軸足で踏ん張りますが、

この時に大腿四頭筋が過剰に働いていると

キックする度に脛骨粗面へのストレスは大きくなっていくし、

 

バレーボールやバスケットボールであれば、

大腿四頭筋に頼ってジャンプ動作をする子は、

やはり大腿四頭筋に過度のストレスがかかってしまうので

痛みが出てしまう。

 

つまり、

競技や個人の身体の使い方によって違ってくるので、

オスグッドになる本当の原因は

「その子が行なっているスポーツや身体の使い方を見てみないとわからない」

というのが正直なところです。

 

 

個人で予防や対処する方法は?

では、オスグッドになってしまったら

成長期が終わるまで我慢しなければならないのか?

 

そんなことはない。

家庭でもできる対処法や予防法はあります。

 

 

まずは【ストレッチ】です。

病院などに行かれたのであれば、

ストレッチで筋肉を伸ばすように指示されたお子さんもいると思います。

 

必要なのは先ほども原因のところで述べた、

大腿四頭筋をストレッチすることです!!!

 

しかし、当院に来た子どもたちに聞くと、

大腿四頭筋のストレッチをするように言われたけど、

痛いからしていないという答えが大多数を占めていました。

 

 

実はストレッチして痛いのは、

考えればもっともなことなんです。

 

オスグッドの痛みは

大腿四頭筋が引っ張ることで起こっているから、

ストレッチすると痛いのは当たり前。

 

でも、ストレッチすることは必要だし、

やらないと良くなっていかない。

 

ここでジレンマを起こして、

多くの子どもたちはストレッチをやらなくなったり、

適当に「やったふり」になってしまう。

 

でも、ここで「やらない」「やったふり」をする子どもたちに怒ったり、

無理やりやらせるようなことはしちゃダメですよ!

 

なぜなら、彼らは良くなりたいけど効果を感じれなかったり、

治りたい気持ちと実際にストレッチした時の痛みに乖離があるから、

それを自分の中でなんとか合わせようとしているだけなんですから・・・

 

だから、

痛くなくストレッチできる方法を

考えてあげてくださいね!!

 

 

 

次に家庭でできる方法としては【アイシング】です。

これについても、

お子さんを病院や整骨院に連れて行って診てもらっているなら、

アイシングをするように指導されたのではないかと思います。

 

もし聞いていないのであれば、簡単に説明しておきますね。

要は痛いところを中心に冷やしてもらうんですけど、

冷やすタイミングとしては運動後や学校から帰ってきた時がいいですね。

 

では、ここで質問です!

あなたのお子さんは、

何を使ってアイシングしていますか?

 

ひょっとして、保冷剤とかでアイシングしてませんよね?!

もし、保冷剤でアイシングをしているのなら、

すぐにヤメてに変えましょう!!

 

 

なぜ保冷剤が良くないのか、なぜ氷を推奨するのかは

別の記事に書いてありますから、そちらを参考にしてください!!

⇒「保冷剤でアイシングしてるけど、ダメなの?」(http://kuniya-seikotsu.com/coldgel/

 

ともかく、1日でも早く復帰したいのであれば、

保冷剤ではなく氷でアイシングしましょう!!

 

 

そして最後に【股関節の動きを出す】

股関節を曲げる(この動作のことを「屈曲」と言います)筋肉に、

「腸腰筋」という筋肉があります。

 

この腸腰筋という筋肉がしっかりと働いてくれないと、

大腿四頭筋の負担が増えることになります。

 

屈曲という動作は、

メイン:腸腰筋

サブ:大腿四頭筋、その他

という力関係で動くのですが、

 

メインの腸腰筋がサボり始めると

大腿四頭筋が代わりに頑張って働くので、

負担が増えます。

かわいそうな大腿四頭筋・・・

 

他にもやらないといけな働きがあるのに、

股関節の屈曲までやらされるとは。。。

 

だから、

股関節の動きを出して腸腰筋がしっかりと働く状態を作り(サボらせない!)、

大腿四頭筋に過度の負担がかからないようにすることも

オスグッドを良くしていくのに必要となります。

 

 

 

オスグッドを早く良くするためには

ここまでのお話をご理解いただければ、

オスグッドで安静にしているだけでは良くなりにくい理由が

なんとなくわかってもらえたのではないでしょうか?

 

なので、オスグッドの予防やケアをするためには

・ストレッチ

・アイシング

・股関節の動きを出す

この3点が最低でも必要になってきます。

 

そして、

オスグッドの原因には体の成長だけではなく、

競技の特性や身体の使い方の問題が関わっています。

 

特に現場で多くのオスグッドになった子どもたちを診ていると、

身体の使い方はすごく大きな要因を占めていると感じます。

ここの個人個人によって違う根本原因を解決していかないと、

安静にしていても成長期である限り、

オスグッドの症状を繰り返してしまう可能性が高いです。

 

逆に言うと、

子どもの身体の使い方や行っているスポーツの動きの特性を把握してケアしていけば、

オスグッドから早期復帰することは可能でしょう!

 

子どもにとって、運動能力や心肺機能が一番発達するこの時期に、

あなたのお子さんがオスグッドの痛みでスポーツ出来ず、

体を動かすこと自体を嫌いになってしまわないためにも、

しっかりと援助してあげましょう!!

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました^ ^

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