眼精疲労と頭痛の連鎖! 症状緩和の驚くべき方法

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高橋 邦弥

ブログ著者:高橋 邦弥

Jリーガーやプロゴルファーのスポーツトレーナー経験をもつ、兵庫県の整骨院 院長
国家資格保持(柔道整復師)

頭痛と眼精疲労の深い関係

頭痛は眼精疲労と密接な関係があります。眼精疲労は、長時間のパソコン作業やスマートフォン使用が原因で起こることが多く、目の疲れや充血、ドライアイが症状として現れることがあります。これらの症状が蓄積されることで、筋肉の緊張や血行不良が引き起こされ、最終的に頭痛が生じるのです。

 

「眼精疲労」と「疲れ目」の違い

まず、眼精疲労とは何かを医学的観点から説明します。眼精疲労とは、目の使いすぎからくる目の痛みやかすみ、疲れ、充血といった目の症状だけでなく、頭痛や肩こり、吐き気といった体の症状が出て、睡眠や休息をしても回復しない状態のことを言います。一方、疲れ目は目の症状は出ますが睡眠や休息によって症状が回復するものを言います。

 

頻繁な頭痛を引き起こす眼精疲労の症状

眼精疲労からくる頭痛は、目の周りやこめかみ、額に痛みを感じたり、吐き気やめまいを引き起こすことがあります。また、目が乾燥したり、ピント調節が難しくなったりといった症状も現れます。これらの症状が長引くと、肩こりや首の痛みにもつながります。

 

長時間のパソコン作業がもたらすドライアイと頭痛

パソコン作業やスマホ使用によって、ピント調節機能が酷使され、目に負担がかかりドライアイが引き起こされることがあります。ドライアイは、目の疲れや充血、痛みを招き、さらに頭痛を誘発する原因となります。このような状態が続くと、慢性的な頭痛につながる恐れがあります。

 

ストレスや緊張が眼精疲労による頭痛を悪化させる

ストレスや緊張は、筋肉を硬直させ、血行不良を引き起こします。これによって、眼精疲労による頭痛が悪化することがあります。特に、仕事や勉強などでストレスが溜まると、眼精疲労からくる頭痛が強くなる傾向があります。

 

眼精疲労による頭痛を緩和する効果的な方法

眼精疲労による頭痛の緩和には、ブルーライトカットレンズの使用や適切な休憩、筋肉のリラックスが有効です。また、遠近両用メガネや適切な照明の調整も効果的です。これらの対策を実践することで、症状を改善し、頭痛の軽減が望めます。

 

ブルーライトカットレンズで環境を改善

ブルーライトカットレンズは、パソコンやスマホの画面から発せられるブルーライトをカットし、目に与える負担を軽減します。これにより、眼精疲労が緩和され、頭痛の軽減にもつながります。パソコン作業を長時間行う場合は、ブルーライトカットレンズの使用を検討しましょう。

 

適切な休憩と筋肉のリラックスで症状改善

適切な休憩は、目の疲れと筋肉の緊張を緩和し、頭痛を軽減します。定期的に視界を変えて目を休めたり、ストレッチやマッサージで筋肉をほぐすことが効果的です。これにより、血行が改善され、筋肉の緊張が緩和され、頭痛の軽減が期待できます。

 

目の疲れを軽減する遠近両用メガネの活用

遠近両用メガネは、一枚のレンズで近くも遠くも見えるような作りになっているため、ピント調節機能が疲れにくくなります。これにより、眼精疲労が軽減されて頭痛の症状も改善されることが期待できます。しかし、メガネが合っていないと逆に眼精疲労の原因にもなりますので注意が必要です。

 

自律神経バランスを整える睡眠の大切さ

目のピントは自律神経によって調整されるので、自律神経のバランスが崩れるとピントを合わせる筋肉(毛様体筋)の働きが悪くなり、目の疲れの原因になります。睡眠は自律神経のバランスを整える重要な役割があるので、しっかり睡眠をとることで目のストレスや疲れが軽減され、眼精疲労の症状も改善されることが期待できます。

 

メンタルストレス対処法で眼精疲労症状軽減

メンタルストレスも眼精疲労の原因の一つです。ストレス対処法は、深呼吸や瞑想、適度な運動などが有効です。これらの方法を取り入れることで、眼精疲労の症状を軽減できることがあります。自分に合った方法を試してみましょう。

 

眼精疲労の原因として注意すべき眼の病気

眼精疲労は、ドライアイや緑内障などの眼の病気が原因の場合もあります。持続的な眼精疲労の症状がある場合は、眼科で検査を受けることが大切です。早期発見、早期治療が予防に繋がります。

 

頭痛の原因となる緑内障や白内障の警戒

緑内障や白内障は、頭痛の原因になることがあります。これらの病気は、初期症状がないことが多いため、定期的な眼科検査が重要です。早期発見で治療を開始すれば、進行を遅らせることが可能です。

 

近視や乱視からくる眼精疲労対策

近視や乱視は、眼精疲労の原因となります。適切な眼鏡やコンタクトレンズを使用し、視力矯正を行うことで、眼精疲労を軽減できます。

 

眼科受診が必要な眼精疲労の症状

眼精疲労が原因で起こる症状は、目の重さや充血、ドライアイ、頭痛などが挙げられます。これらの症状が長期間続く場合は、眼科で診察を受けることが必要です。専門医のアドバイスを受けましょう。

 

頭痛と眼精疲労対策のまとめと今後の予防策

眼精疲労からくる頭痛の対策として、しっかり睡眠をとること、ストレス対処法、視力矯正、定期的な眼科受診が重要です。特に自律神経が乱れるとピント調整機能が低下するので、ストレス対策や睡眠には気をつかって自律神経を整えましょう。自分で整えるのが難しい場合は、整体などで調整してもらう方法もあります。これらを実践し、健康な目を維持しましょう。



この記事を書いた人

高橋 邦弥

「くにや整骨院」院長 | 柔道整復師(国家資格)

高橋 邦弥

オリンピック協会スタッフや看護師からも推薦を受ける、兵庫県県明石市「くにや整骨院」の院長。
サッカーJ1トレーナーとての活動経験を持ち、卓越した知識と経験によりのべ60,000人以上が訪れる明石の人気院となっている。

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