産後腰痛が辛いママ必見!改善法と予防策を大公開

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高橋 邦弥

ブログ著者:高橋 邦弥

Jリーガーやプロゴルファーのスポーツトレーナー経験をもつ、兵庫県の整骨院 院長
国家資格保持(柔道整復師)

産後腰痛の悩みを解決!原因から対策まで徹底ガイド

産後の腰痛はお母さんにとって大きな悩み。この記事では、産後腰痛の原因と対策を徹底的に解説します。痛みを軽減し、快適な育児生活を送りましょう。

 

産後腰痛の主な原因①:ホルモンバランスと骨盤の歪み

産後腰痛の大きな原因のひとつに、骨盤の歪みが挙げられます。出産時、産道が広がりやすくなるように骨盤を緩めるリラキシンというホルモンが分泌されます。このホルモンは産後1ヶ月くらいまでは作用しているため、骨盤が緩い状態が続くので歪みの原因になり、その結果腰に痛みが生じます。

 

産後腰痛の主な原因②:腹筋の機能低下

産後腰痛の原因としてもう一つ挙げられるのは、腹筋の機能低下です。妊娠中〜出産後にかけて腹直筋離開が起こったり、腹筋が上手に使えなくなったりするので、腹部体幹の機能が悪くなります。その結果、腰が代わりに働くことで負担が大きくなり、腰痛につながります。

 

産後腰痛の主な原因③:育児中の姿勢

産後は体の負担が大きいですが、育児は待ったなしで始まります。そこに原因①②で述べたような体の変化も加わるので、安定した姿勢を保つのが難しくなります。また、授乳や抱っこなどといった正しい姿勢が保ちにくい行為を繰り返し行うことで腰に負担がかかり、痛みにつながります。

 

育児で無理をせず、リスク管理を行いましょう

育児で無理をすると腰痛が悪化することがあります。家事や子育てを上手に分担し、無理なくこなすことが大切です。状態が悪化する前に適切な休息をとり、リスク管理を心がけましょう。

 

自宅でできる腰痛改善の方法

自宅でできる腰痛改善エクササイズやストレッチを知っておくと便利です。毎日少しずつ続けることで、痛みの軽減や予防が期待できます。

 

股関節のストレッチで腰痛緩和を目指す

股関節の柔軟性を高めるストレッチは、腰痛緩和に効果的です。また、お尻の筋肉をストレッチすることで、腰の痛みを和らげることが期待できます。忙しい毎日でも手軽にできる、簡単なストレッチから取り入れてみましょう。

 

腹筋を鍛える体幹トレーニングで体を支える

腹筋を鍛える体幹トレーニングを取り入れて腹部体幹の機能を改善しましょう。体幹が安定すると腰にかかる負担が軽減できるので腰痛が改善が期待できます。適切なトレーニングで筋力をつけ、痛みの軽減を目指しましょう。

 

短時間で効果的なエクササイズを継続しましょう

無理なく続けられる短時間のエクササイズが効果的です。毎日のちょっとした空き時間に体を動かすことで、腰痛の改善と予防が期待できます。

 

適切な姿勢での抱っこや授乳が腰痛予防の鍵

抱っこや授乳は腰痛を引き起こす要因のひとつです。腹筋を意識した適切な姿勢で行うことで、痛みを予防することができます。姿勢に気をつけつつ、赤ちゃんとの大切な時間を楽しみましょう。

 

専門家による産後腰痛対策

産後の腰痛対策として、専門家に相談することもおすすめです。自分に合った治療法や適切なケア方法を教えてもらい、痛みを改善しましょう。

 

骨盤矯正や整体で産後腰痛を改善

産後の腰痛は、ホルモンバランスからくる骨盤の緩みや授乳や抱っこなどの姿勢が原因です。骨盤矯正や整体で筋肉や関節のバランスを整え、痛みを軽減を目指しましょう。特に産後の骨盤は歪みが起こりやすく、腰痛の大きな要因となるため、早めの対策がおすすめです。

 

ヨガやピラティスなどの運動からアプローチ

ヨガやピラティスなど、体幹のインナーマッスルに働きかけてくれるような運動によって腹部体幹を鍛えることも重要です。産後腰痛の特性を理解し、女性ならではの悩みや症状に寄り添ったアプローチをしてくれる先生を見つけましょう。

 

施術やレッスンの予約をして、適切なケアを受けましょう

産後腰痛の改善には、専門家のアプローチが必要不可欠です。適切なケアを受けることで、腰痛の症状が改善し、育児にも集中できるようになります。

 

産後腰痛の予防:妊娠中からの準備がポイント

産後腰痛を予防するには、妊娠中からの準備も重要です。筋肉や骨盤の状態を整えることで、産後の腰痛リスクを軽減できます。

 

妊娠中の運動やストレッチで筋肉を整える

妊娠中の運動やストレッチによって、産後腰痛を予防できます。適度な運動は筋力低下を防ぎ、ストレッチは筋肉をほぐし柔軟性を高める効果があります。

 

骨盤底筋群を鍛える

妊娠中は骨盤底筋群が機能低下を起こしやすくなり、妊娠中や産後の腰痛の原因になります。安定期に入った頃から徐々に骨盤底筋群を鍛えておくことで、産後の腰痛を予防する助けとなります。

 

妊娠中からケアを始めることが重要です

妊娠中からのケアが、産後腰痛予防に大きく影響します。運動やストレッチ、トレーニングで、産後の腰痛リスクを抑え、快適なママライフに備えましょう。

 

まとめ:産後腰痛と上手に付き合いながら、快適なママライフを送ろう

産後腰痛は放っておくと悪化することも。早めの対策と妊娠中からのケアでリスクを抑えましょう。専門家へ相談することは産後腰痛の早期回復にもつながります。快適なママライフを送るために、今すぐ適切なケアや予防策に取り組んでください。



この記事を書いた人

高橋 邦弥

「くにや整骨院」院長 | 柔道整復師(国家資格)

高橋 邦弥

オリンピック協会スタッフや看護師からも推薦を受ける、兵庫県県明石市「くにや整骨院」の院長。
サッカーJ1トレーナーとての活動経験を持ち、卓越した知識と経験によりのべ60,000人以上が訪れる明石の人気院となっている。

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