インピンジメント症候群
- 腕を上げようとすると、肩のあたりがズキッと痛む
- ボールを投げようとすると肩に痛みが走る
- テニスでサーブを打つ時に肩が痛い
- クロールを泳ぐ時に肩に違和感を感じる
- ゴルフのスイングをすると肩が詰まる
もしあなたがこのような肩の痛みでお悩みなら、それはインピンジメント症候群かもしれません。
当院には、あなたと同じようにインピンジメント症候群の痛みに苦しんでいた多くの方が、痛みのない快適な生活を取り戻し、再発予防に取り組んでいます。
インピンジメント症候群ってどんな問題??

インピンジメント症候群は、肩を動かす際に肩甲骨の肩峰という部分と腕の骨である上腕骨の間で、インナーマッスル(特に棘上筋腱)やクッション(滑液包)が「挟み込まれる(衝突する)」ことで炎症や痛みが生じる状態を指します。
「インピンジメント」とは、日本語で「挟み込み」とか「衝突」という意味で使われます。
しかし、挟み込んでしまう原因の背景には、以下のようないくつかの要因が複雑に絡み合っています。
- オーバーユーズ(使いすぎ)
- 肩甲骨の安定性の低下
- 肩甲骨(肩峰)の形状
1. オーバーユーズ(使いすぎ)による負担の蓄積
肩関節を酷使することで、インピンジメントのリスクは高まります。一度の強い衝撃で痛むこともありますが、多くは日々の小さな負担の積み重ねです。
たとえば、
・野球のピッチング
・水泳のクロールやバタフライ
などのように、特定の動作をくり返すことで腱板(特に棘上筋腱)や滑液包(クッションのようなもの)に微細な損傷を引き起こし、痛みや炎症を引き起こします。
2. 肩甲骨の安定性の低下による不良な動作
インピンジメント症候群が起こる肩関節は、肩甲骨という土台になる骨の上を上腕骨をいう骨が動く構造です。そのため、土台である肩甲骨が不安定だと、いくら肩の筋肉を鍛えても、上腕骨はスムーズに動けません。
肩甲骨の安定性が低下すると、腕を上げる際に肩峰が適切な位置に移動できず、腱板などを挟み込みやすくなります。インナーマッスルを鍛えるリハビリも、肩甲骨が安定していなければ効果を発揮しにくいことがあります。なかなか改善しない肩の痛みには、肩甲骨の安定性のチェックが不可欠です。
3. 肩甲骨(肩峰)の形状による構造的な問題
肩峰の形状は、インピンジメント症候群に影響を与えます。整形外科医Biglianiによって分類された肩峰のタイプは以下の通りです。
タイプI(フラット型):肩峰の下面がほぼ平ら
タイプII(カーブ型):肩峰下面が緩やかなカーブを描く
タイプIII(フック型):肩峰の先端がフックのように突出している
特に「タイプIII(フック型)」の方が構造的に腱板が挟み込まれやすく、インピンジメント症候群のリスクが高まる可能性があります。
インピンジメント症候群に対する病院での対処法

病院でのインピンジメント症候群の痛みに対する対処は、
- 安静・運動制限
- 注射
- 薬物療法
などがあり、これらの方法で十分な改善が見られない場合や、症状が重度で日常生活に支障をきたす場合には、手術が検討されることがあります。
これらの対処法で改善に向かう方もいますが、
「痛みはあるが画像診断では異常がないと言われた」
「安静にしても、特定の動作で痛みが再発する」
「注射の効果が一時的で、すぐに痛みが戻る」
「電気治療やマッサージでは根本的な改善が見られない」
と言った悩みのお持ちの方もいます。
当院の考えるインピンジメント症候群の原因と対処法
インピンジメント症候群の原因を局所的な問題だけでなく、体の機能低下として捉えています。特に以下の3つの要素が重要だと考えています。
- 筋肉のアンバランス
- 肩甲骨の安定性の低下
- 肩関節の機能障害
腕を上げると肩の組織が骨と骨の間で挟まって炎症を起こし、少しずつ肩が痛くなってくるのがインピンジメント症候群です。その根本原因には、肩周りの筋肉のアンバランス、肩甲骨の不安定さ、そして肩関節自体の機能障害が深く関わっています。
肩周りには多くの筋肉があり、それぞれがバランスよく働くことでスムーズな動作が可能になります。しかし、同じ動作の繰り返しによる筋肉の偏った使い方は筋肉のバランスを崩してしまい、肩のスムーズな動きが出にくくなります。
肩甲骨の安定性の低下も重要なポイントで、肩の動きは肩甲骨の動きと連動しているので、肩甲骨を支える筋肉がしっかり働かないと、肩への負担も増えます。
これらの要因があると肩の機能が低下してしまい、肩甲骨(烏口肩峰アーチ)と腕の骨(上腕骨頭)の間のスペースが狭くなり、その間を通るインナーマッスル(特に棘上筋腱)やクッション(滑液包)が物理的に挟まれて摩擦や圧迫が生じ、炎症や損傷を引き起こす原因になります。
だからこそ、当院ではインピンジメント症候群の症状が出ている部分だけでなく、筋肉のバランスや使い方、肩甲骨の動きをはじめとする全身の機能などを丁寧に評価します。その上で、オステオパシー徒手医学に基づいたスポーツ整体を用いて、全身の歪みを調整し、関節や筋肉の本来の機能を取り戻します。
この独自の施術により、
- 肩関節の機能を正常に導き、スムーズな動きを取り戻せる
- 肩周囲の筋肉のバランスが整い、インピンジメントによるストレスが軽減される
- 痛みの根本原因にアプローチするため、症状の改善だけでなく再発予防にも効果が期待できる
もし、あなたがインピンジメント症候群の辛い痛みで、
「もう二度と、あの痛みを感じたくない」
「痛みを気にせず肩を動かせるようになりたい」
「肩を気にせず運動をしたい」
と強く願うなら、まずは勇気を出して当院にご相談ください。長年の経験と専門的な知識、そして確かな技術で、あなたの悩みに真摯に向き合い、全力でサポートさせていただきます。
院長からのご挨拶

はじめまして!明石市の「くにや整骨院」院長の高橋です!
この度は、数ある整体・整骨院の中から当院のホームページを閲覧いただき誠にありがとうございます。
当院では、あなたの抱える痛みや辛い症状に対して
・根本原因をしっかりと評価して改善につなげる
・再発を予防して、快適な日常生活を過ごせるお手伝いをする
この2つを目的に施術しています。
明石市やその近隣にお住いの皆様が、お体にトラブルがあった時一番に相談できる「駆け込み寺」として、地域に根差した整体院になれるよう、日々施術を行なっています。
「骨は問題ないと言われたが、痛みが取れない」
「どこに行っても良くならない」
「体を動かしたら痛みがぶり返す」
こんなお悩みにも本当の原因を見つけ出して施術し、あなたが【早期回復】できるようなお手伝いをさせて頂きます。
身体の機能や動きが悪くなることは、あなたの健康状態にも反映されます。
当院では、不調の根本原因となる損なわれた「動き」や「機能」を回復することを最も重要視しています。
なぜ、身体の「動き」や「機能」を回復することで根本原因を改善させることにたどり着いたのか?

なぜ身体の動きや機能を重要視しているかと言うと、私自身の腰痛経験にあります。
幼少期から落ち着きがなく、小学校6年間で毎回通信簿に「もっと落ち着きましょう」とかかれるくらい動き回っていた私は、高校時代に腰を痛めてしまい、その後は運動すると腰が痛くなるような状態でした。
「骨に異常はない」病院ではそう言われて安静にしていたら良くなるのですが、動くとやっぱり痛くなる、その繰り返しでした。
そんな時に出会ったのがオステオパシー徒手医学による整体でした。
「痛み」を追うのではなく「動き」や「機能」を回復させることにより健康状態を高める。その結果、痛みのない最大限の動きができる。
自分の腰痛もよくなった、そんな実体験からオステオパシー徒手医学に基づいて身体の「動き」や「機能」を回復させる必要がある!という結論に至りました。
そして、プロの現場も含めて今まで培ったトレーナー目線での筋肉バランスや動作評価によって、間違った身体の使い方を修正して負担をかけないような身体の使い方を身につけて再発を予防する、私のこれまでの経験を全て出し尽くす施術を試してみてください。
「痛みや辛い症状から解放されて笑顔で日常やスポーツ活動に取り組める、そんな楽しい生活を送っていただきたい」
これが我々くにや整骨院の患者様に対する思いです。
もし、あなたが体のことでお困りなら僕を専属のトレーナーとして扱ってください。
誠心誠意対応させていただきます。
高橋先生は、面倒見がよくて几帳面な性質をもっておられ、それを活かして患者様の痛みや苦しみに耳を傾け、原因を丁寧に探してくれます。
「モノを直すのではなく、人を治す」という当たり前のようで多くの治療家がとかく忘れがちなことを決して忘れずに心のこもった施術をして頂けます。
またJリーグでの経験や医学の知識をもって、スポーツ障害にも精通した優秀な施術家です。 スポーツ障害や整形疾患でお悩みの方は、高橋先生に気軽に相談して頂ければきっと光明が見いだせると思います。
私は数年前から腰を痛めておりました。他院の電気治療やマッサージでは一時的に楽になるだけだったので、 諦めて行かなくなることもありました。
くにや整骨院では、表面的な痛みを取り除くだけでなく、身体全体を観察して痛みの原因をみつけてくださいました。
座る姿勢ひとつを少し意識するだけでも、ずいぶん調子が良くなりました。
顔は少し怖いですが、とても熱心で面白い先生です!ぜひ相談してみてください。